今日撮影して嬉しかった事がもう一つ
ある。メインカメラ、GR1vのうち１台
（通称「１号」）が問題なく作動した
のだ。「MORIOKA」撮影時にシャッタ
ーの接触が鈍くなっていたのである。
「BLACK DOCK」の大半はこのカメラ
で撮った。何度も修理しながら、それ
以降のモノクロ、カラーと、写真集２冊
分以上の写真をこれで撮ってきたのだ
（これらも発表したいなあ）。
それが使えるのは大きいし、嬉しい。
撮影後に考えた。
「もう一台のGR（通称２号）も直るの
では？」
こっちは写真の右側に赤い線が入るよう
になってしまった。モルトが劣化して
いたので多分光漏れだな、と思ったの
だが、１号と一緒に県外のある店に修理
依頼したら、一言で断られた。
「GRは部品が無くなったので直せ
ません」
シャッターユニット交換なら分かるけど
光漏れでしょ？モルト張り替えで直る
でしょうが、と思ったが相手にして
くれなかったのだ。職人出せや、と
思ったが仕方ない。依頼を取り下げた。
でも諦めきれなかったので、今日子安の
カメラ店に持ち込んだ。親切な店で、
メーカーにも問い合わせしてくれた。
その結果と、僕が持ってきたネガを見て
こう言った。
「これ、モルト張り替えで直りますよ」
嬉しかった！すぐに修理を依頼した。
もうハードウェアの交換修理はできない。
中古市場でも最近はあまり見かけなく
なった。いつまで使えるやら。
でも大事な大事な相方である。
できるだけ長く、大事に使って行こうと
思うのである。
