ノウハウ

昨日の夕方に大学から連絡が来た。
離職票が届いたそうだ。早速取りに
行き、そのままハローワークへ。


昨日の昼間もハローワークに行って
いた。失業手当をもらっている期間
でもバイトができるようなので、
詳しく教えてもらおうと思って。
そしたら「仮申請ができますよ」と
言われた。


離職票が無くても退職から10日過ぎれば
手続きができるらしい。知らなかった。
離職票は後からでも良いそうだ。そんなの
どこにも書いてなかったじゃないの。
で、手続きして家に帰ってきたら大学から
離職票が届いたよー」と連絡が来たのだ。
いつもながらタイミングが悪い。


とにかくハローワークへ行った。
が、手当が入金されるのは来月の半ばだと。
昨日申請したので、24日までは待機期間
です、それを過ぎたら仕事探しはできます、
でも失業認定日は5月10日なので入金は
それから1週間後です、だって。


待機期間が終わったらすぐ入金されると
思っていたので愕然とした。
繁忙期なので手続きが遅れるのは仕方ない。
ただ元々の制度としてこんなに時間が
かかるとは知らなかった。
結局1ヶ月半は待たされる訳で、聞かなきゃ
絶対に分からんぞこんなの。


頭がこんがらがってきたので、蔦屋書店の
カフェに行く。ノートに今後の出費予定と
入金時期を書き込んで検討してみた。
1回目の入金が思ったより少ない事も
わかった。
こりゃあ大変だ。色々対策を考えねば。


大学の仕事を辞めても続けても、結局今月は
無給だったという事だ。そんな事なら
仕事を放り投げて年休消化しながら仕事を
探しに行けば良かった。
でもまあ、いいか。今は何の後悔も無いし。
納得いくまで仕事しといて良かったな。


問題はこれからだ。なるべく早く次の仕事に
就いて、再就職手当をもらうつもりだった。
が、これも色々決まりがあるようだ。
ハローワークから紹介した仕事じゃないと
もらえないとか。
何をどうするのが正解なんだろう?
誰かノウハウを教えてくれないかな。
ただひたすらややこしい。

春なのね

ここ数日ほとんど家に居たので、
今日は外に出た。


毎日自分の事ばかりやっているのも
申し訳ないから家の手伝いをして
いたが、家に居たら何も始まらない。
仕事が見つかる訳じゃないし写真の
作業もいまいち進まない。
本がいくらでも読める訳でもない。
なんか気を遣ってしまうのだ。
鬱屈してきたので、抜け出すことに
した。


先週から急に気温が上がって、
桜が咲いた。そういや大学以外の桜を
撮ったことがなかったなと思ったので
撮りに行った。
平日だから人も少ないだろうと思ったが
結構多い。旅行者かしら。居ない方が
いいんだけど(ぶつぶつ)。
とりあえず撮る。


じゃじゃ麺の元祖「白龍」の本店が
珍しく空いていたので入る。
本店に入るのは何年ぶりだろう?
一見昔通りだけれど、よく見たら色々
変わっていた。
メニューも昔はじゃじゃ麺とろうすう麺
と水餃子だけだったのに冷やしつけ麺と
焼餃子が増えていた。


かつては週1〜2回は通っていて、
食べた後友達に「今日の出来はナンタラ」
とか偉そうに語っていたが、今はもう
一見さんみたいなものなので謙虚にいただく。
でもまあ、やっぱ美味いわ。


精算する時「お支払いは?」と聞かれて
一瞬「え?」となる。そうか、カードとか
電子マネーが使えるんだ!うわあああ。
「現金で」と答えたら「そちらに」と
言われてまた驚く。お金を入れると
自動で精算するやつだー。コンビニにある
やつー。店の内装はほぼ変わらないのに。
30年の重みを改めて痛感する。


その後久々にハローワークへ。
年齢を入力して、仕事の種類は特に決めないで
検索する。数千件の求人が出てきたので
1つずつ見ていくが、何を見てもピンと
来ない。
「いやいや待て待て。贅沢を言ってる立場じゃ
無いだろう?」と思ったけれど、ピンと
来ないんだから仕方がない。300件くらい
見て、一応幾つかコピーして帰る。
そもそもどうしたいのだ俺は?


考える時間が必要だ。蔦屋書店へ。
コーヒーを買い、席に座り、ノートと
iPad miniを置いて、2時間色々書き込む。
少し頭が整理できたけど、進展した訳ではない。
でも良い時間だった。


その後紫波町図書館へ。3冊返して1冊延長
して、さらに3冊借りる。
この図書館、読みたい本がたくさんあって
楽しい。盛岡より面白いかも。
本を抱えて、幸せな気持ちで家に帰る。
離職票はまだ届いてないけど。

離職票

日曜日、休日である。
「無職だから毎日休日でしょ」と
言われるだろうが、無職にも休日はある。
ハローワークが閉まっているから、求職
活動が出来ないのだ。休みである。


まだ離職票は届いていない。
金曜日には届くと思ったが、繁忙期
ですから忙しいんでしょうねえ。


失業手当をもらう為のシステムという
のがなかなか面倒で、勤め先からハロー
ワークに届出→ハローワーク離職票
作成して勤め先に送る→勤め先から
退職者に離職票を転送→退職者が離職票
を持ってハローワークに届出、で初めて
雇用保険の届出が完了する。
そこから更に、僕の場合は退職理由が
「契約期間満了」なので7日間の待機
期間を経過した後にお金が入るのである。
いわゆる「自己都合退職」だと交付まで
2ヶ月かかる。


離職票には2種類あるんだったかな?
1つは元の勤め先、もう1つは退職者に
送られると知って疑問が湧いた。
「別々に送ればいいんじゃないか?
なぜ勤め先から転送させるんだ?」
理由はあるんだろうけど、無駄な気がする。
何より、それを一番必要としているのは
退職者なのだ。それが無いと収入が無いし、
今の僕だと仕事探しすらできないのである。


辞める前にそれを知ったので、人事部には
離職票が届いたらすぐ電話をください」
とお願いした。自分で取りに行くからと。
大学からは普通郵便で送ります、と言われた
のでそう言った。昨今の郵便事情では、
普通郵便だといつ届くか分からないからだ。
待ってられない。
でもまだ届いていない。待つしか無い。


今日は床屋に行った。
身なりだけでもきちんとしておこうと思った。
さっぱりしたけど「10月から値上げします」
というチラシを渡されて、すぐに気持ちが
沈んだ。「これも上がるんだ」
目の前に色んな支払いが積み上がっていく。


明日は月曜日。そろそろ届いて欲しいけど、
期待はしないでおこう。
また本でも読むか。

放流中

毎日ふらついているとさすがに罪悪感の
ようなものに襲われる。
世間に対しては無いけれど、母には
申し訳なく思っている。
56にもなって仕事もせず蓄えも無く、
家の手伝いもろくにしないで毎日ふらつき
回っているのだ。呆れているに違いない。


でも家にずっと居るのは苦痛だ。
考え事ができる環境ではないので、一日
家にいると何も前に進まずに取り残されて
いくような気持ちになるからだ。
もっとも、外に出たって大して状況は
変わらないのだが。


今日くらいは家で、部屋の片付けでも
しようかと思っていたが、やはり出て
しまった。「銀行に行って住民税納めて
くるから」と言って出たけれど、それだけ
やって帰るつもりは毛頭ない。


3日くらい前に住民税の請求が来た。
残り2ヶ月分、今月中に払えという。
「無職になったんですね。あっそう。
とりあえず税金は納めてくださいねー」
という訳だ。腹が立つ。
しかも2ヶ月分一括って。働いている時
より厳しいじゃないか。
確定申告の還付金はあれだけ遅れたくせに、
徴収の請求はすぐに来やがる。
色んな奴らに呪いをかけた。


だからと言ってこの忌まわしい請求書を
いつまでも持っているのも嫌なので、
納めてきた。厄払いである。


天気予報では午後から曇ると言っていたが、
それほどでもなさそうだ。撮影しても
また同じような写真になりそうだな。
それならそれでも良いけれど、10日間位
ずっと同じことやってるからな。
今日はいいか。


PC DEPOTに行く。中古のノートPCを
買って持ち歩きたいなあと思ったので。
そんなお金一銭も無いけど、考えるだけ
ならタダだ。
実際に金額を見たらまあ、考えるだけ
だったけど。


その後は近くの蔦屋書店に入って、
中古本コーナーをたっぷり時間をかけて
見た。欲しいものがあったけど、家に
まだ読んでない本が沢山あるので我慢した。
昨日もさわや書店で一冊買ったしな。


ただ、書店に入ったらできるだけ買おうと
思っている。お金が無くても。
本屋さんが無くなったらとても困る。
本屋さんが無い街は本当につまらない。
なので大した足しにはならないだろうけど、
買うようにしている。
長らく買うペースと読むペースが釣り合わ
なくなっていたのでためらうことも多かった
が、最近元に戻りつつあるので、もっと
買おうと思う。本は楽しい。


書店内のカフェへ。今日も書きものをしようと
したが、いまいち上手く行かなかったので
読書に切り替える。楽しいなあ。
この生活がずっと続けばいいのに。

どうしたものか

本日も実験の夢を見て目が覚めた。
「上手くいかねえなあ。サンプル作ら
なきゃならないのになー」
こないだまでは赤バイクの夢だった。
「あれ、この住所はどこだ?分からない、
時間が無い!」
その夢は見なくなったけれど、また新しい
悪夢に襲われるようになった。
この夢、しばらく見そうだな。


3時に目が覚めてしばらく動画とか見て
たら6時くらいにまた眠くなって、再び
起きたら8時半だった。
昨夜から激しい雨と風。雨の日を待ち侘びて
いたけれどこれは流石に撮影しづらい。
今日は家でじっとしてようかとも思ったが、
家事手伝い見習いで一日潰れるのも嫌なので
脱出する(母には悪いが、結局何もできなく
なるからな)。


で、ただいま午後1時半。僕は今日も蔦屋
書店のカフェでこれを書いている。
最近なんか知らないが色々書きたくなって
いて、昨日はiPad miniに手書きで、今日は
ノートにボールペンで書いている。


何を書くかと言うと現状の把握と今後どう
しましょうか、という事なのだけれど、
毎日書き出しは同じだ。
「さて、どうしたものか」


色々思うことを書き連ねていくが、
何の結論も出ないので最後の締めも
「どうしたものか」で終わる。
ゆっくり考え事をしたいから外に出てきた
ものの、頭の中に透明で硬い壁があって、
その向こうになかなか行けない。
ただ壁の周りをぐるぐる回るだけだ。


本だけはたくさん読める。
こんなに読めるのはかなり久しぶりでは
ないか。ここ数年ネットでの楽器探しや
YouTubeに時間を削られていて、本を
読もうという気になれなかった。
それを取り戻しつつあるのはとても嬉しい。
でもまあ、とにかく、どうしたもんかねえ。

無風状態

今日もウダウダと一日を過ごしている。
いつもの駐車場に車を停めて、撮影して、
途中で昼飯を食べて。そろそろ経済的に
厳しくなってきたので食べない日もあるが。


その後久々にハローワークに行った。
先週ぼんやりと「こんな仕事があったら
いいなあ」なんて思っていたので探してみたが、
そんなのある訳ない。僕が若かったとしても
多分無い。「だろうな」と思いながら出る。
さて、どうしたものか。


再び撮影を開始したものの、疲れてしまって
歩けなくなった。履いてきた靴のせいかなと
思ったが、多分それだけじゃない。


先週の土曜日に中学からの友人二人と飲んだ。
ここ数回言い合いになる事が多くてあまり
乗り気ではなかったが、とりあえず出た。
「今日は自分の話はしないぞ。分かってもらおう
なんて思っちゃだめだ」と思いながら。


結果、とても楽しい一夜となった。
二人が僕に気を遣ってくれたんだろうな。
なんか、ホッとした。


ただ飲み過ぎたようで(またか)。
彼らと別れてから一人mujinaに向かう途中で
転んで、右の掌と左肘を深めに擦りむいた。
なんとかmujinaに着いて寝て、翌朝家に
戻ったが、そこから段々具合が悪くなって
結局夕方6時まで寝込んでいたのである。
やっと起きれるようになったら右の足首も
ちょっと痛む。やれやれ。いつまでやるんだ。


長くなったが、そういう事情があったのだ。
まだ本調子じゃなかったみたい。
昼飯にラーメンを選択した時点で何か
おかしかった。いかに「中河」のあっさり
中華そばとは言え、油物を入れられる状態
ではなかったのだ、きっと。


撮影を切り上げてどこかで考え事をしたい
なと思った。
図書館は定休日なので蔦屋書店へ。
ここのカフェ・スペースはゆったりできるし、
勉強やPC作業をしている人も多い。


月曜だからゆっくりできるかと思って行ったら
結構混んでいた。書き物や考え事をするのに
最適な席があるのだが、そこが埋まっていた。
中学生がその席で延々ゲームをやっていたので
見て軽くイラっとする。そこじゃなくても
できるだろうが。


仕方なく、別の席に座る。
本日の総括と今後どうするかをぼんやり考えて
(しっかり考えろや)、ちょこちょこ書き物
して、今このブログを書いているのである。
あっという間に3時だ。そろそろ帰るか。

キリギリス

昨日から撮影を始めた。
朝8時過ぎに家を出て、
肴町の駐車場に車を入れて撮影開始。
昼頃まで撮影した後はリニューアルされた
ばかりの盛岡市立図書館でぼんやり考え事を
して、また撮影に戻って夕方に帰る。
半分撮影、半分考え事といった感じで、
まあ大層なご身分である。
このブログも図書館で書いている。


昨日撮影を始めてすぐ思ったのは、
「無職で撮影するのって楽しいなー」
だった。明日のことを考えず、何かに
気持ちが引っ張られることも無く、ただ
無心に写真を撮れるって本当に楽しいな。
18年前はそうだったのだ。忘れていた。


生活やら将来やら、胃の底が重く軋むこと
は確かにあるし、18年前より遥かに切迫
しているのだけれど、写真を撮ることは
文句無しに楽しい。


昨日は特に楽しくて、いつものコースを
ひとつ外れたら見た事が無い通りに出た。
その後も次々知らない町が現れてきて、
「そんな場所、まだあったんだ」と
思ったのである。


そうして撮り歩いているうちに突然よく
知っている通りに出たりすると、また
感激した。頭の中に断片的に存在していた
盛岡の地図がいくつか繋がったような
気がした。


今日はとても天気が良かったので
あまり撮影する気にならなかったが
(最近曇りの方が面白い)、いざ撮影
してみたら楽しかった。光が違うだけで
見え方が違う(なにを今更)。


つくづく「僕はキリギリスなんだな」と
思う。童話の「アリとキリギリス」だ。
ずいぶん長いこと自分はアリさん気質だと
思っていたけど、違うみたいだ。
アリさん達のことを尊敬しているし、そう
なりたかったし、そういう環境で育った
から間違いないと思っていたけど、
どうもそうではないようだ。


コツコツ備えることをしないし、天気が
良ければ外でふらふらして歌ってばかり。
それが楽しくて仕方がない。
反省もしないし、それができなくなると
イライラしたりシュンとしたり。
ほんとにしょーがねえ。


結構前から気付いてはいたが、
「そういう事ではいけないんですよ」
と言い聞かせて、抑え込んできた。
が、抑えきれなかったようで、今日の
僕がいる。


抑え込むとか矯正するという方向性では
無いのかもなあと思いつつ、「じゃあ
どうすんのよ」と問いただしながら、
いま僕は図書館の窓からぼんやり高松の池
を眺めている。
もう春だなあ。歌いたいなあ。