これも仕事のうち

日曜日である。


先週は火曜日に、寺尾さん多々良さん
ご夫妻に僕の快気祝いをして頂いた。
東京駅近くの中華屋で、めちゃくちゃ
美味い水餃子その他を頂きながら、
色々話をした。


蒼穹舎の搬入でいつもお会いしているが、
こんなにしっかりお話しできたのは
初めてではないだろうか?
いやあ、ほんとに楽しかった。
あまりに楽しくて、翌日(休みだった)
は抜け殻になっていた(ほんとに)。


それ以外の日は毎日残業で、書く事は
なーんも無い。書くといやーな事ばかり
書きそうなのでやめとく。


今日はやらねばならない事があった。
ずっと使っているインクジェット紙が
製造中止になった事が分かったので、
在庫を確保しなければならないのだ。


いつも使っている海外のサイトに
昨年春頃からこの紙が入荷しなくなり、
「銘柄変更か?」と思っていたのだが
情報が無かった。やむなく昨年の
「誰かの町」では在庫が残っていた
A3ノビの紙でプリントしたのだ。
先週やっと、この銘柄どころかメーカー
自体が製造を止めた事が分かった。


そろそろ写真集を作ろうと思ってたし、
個展もある。紙の確保は急務である。
昨日は前作制作時のレシートを引っぱり
出して必要数をはじき出した。
さあ発注しようと思ったのだ、が。
お金が無い。そんなにたくさんは買え
ない。でも必要だ。うーむ。


朝から色々考える。別の紙に変えるかと
思い、もう1つ好きな紙があったので
プリントして比べてみたりした。
だが、プリンターから出てきた瞬間に
「ああ!」と思う位違っていた。
紙に合わせてプリントを調整すれば良い
のだろうが、とりあえずそれは考えない
事にした。


夕方、悩みに悩んだ末8箱発注した。
が、「在庫は2箱のみです」だと。
悩んでるヒマがあったらさっさと
注文すりゃよかった。馬鹿だなあ。
とりあえず2箱確保。今年の個展の分は
確保した。写真集はどうするべか。


モノクロの時は「これだ!」と思った
印画紙や現像液が片っ端から無くなり、
その度に色々やり直しになった。
でもまさか、デジタルでも紙に悩まさ
れるとはねえ。これで2度目だ。
銀塩カラーの人達に比べればまだ良い
方だとは思うけど。


これも写真作業の1つだな、と自分に
言い聞かせて次の手を考えている。
やれやれ。