I Remember That

昨日は午後から1時間だけ撮影した。
「四号線」という写真誌、フリー
ペーパーに参加することになったので、
そのテストだ。
自分で車を運転して撮影場所まで
向かったのは初めてかも。
なかなか面白かった。


今日は釜石撮影。
家族に「また行くの?」と言われて
「ライフワークだからねー」と答える、
いつものパターン。
朝6時過ぎ発の直通便に乗った。


また雨だなあ、と思っていたが予想
より早く上がった。
いつも通り、駅の立ち食い蕎麦で
めかぶ蕎麦。いつもラーメンと迷う。


撮影開始。また街が変わった。
復興住宅が増えて仮設住宅が減った
のは喜ばしいが、まだまだ。


久々に大槌へ行くが、途中の両石、
鵜住居も含めてほとんど何も無い
土地が広がっていた。



「でも覚えているぞ」と思う。
町の記憶は残っているし、かろうじて
幾つかは撮影している。
確かにここで、たくさんの人達が生活
していたのだ。魅力的な町だった!


おかしなもので、中心部の撮影でも
かつて撮った場所を再び撮っている。
そこにあったもの、かつて面白いと
思って撮った建物やモノは既に無く
なってしまったのに。


直感的に吸い寄せられて
シャッターを切り、その後で気付く。
「そう言えばここはかつて撮影した
あの場所だ!」
不思議なものである。何に惹きつけ
られて撮っているのだろう?


そんなところで、そろそろ移動しよう
と思う。やっぱり難しいな釜石は。
楽しいけど。