50:50

余計な事を言ったら再び色々起きた。
昨日の夜はさすがに「やってらんねーなー」
と思ったが、ふと考え直した。
「これは、貯金みたいなもんだな」と。


常々考えているのだが、良い事と悪い事は
多分、ほぼ同じ数だけ自分の身に起こるの
ではないだろうか?
その順番が変わるだけで、もしくはその
出来事の大きさが自分にとってどれだけ
大きいかどうかで意味合いが違うだけ
なのではないか?


例えば幼少期に辛い事ばかりあったが
晩年が穏やかで幸せならば、起きた出来事の
数は50:50でも、何となく「素晴らしい人生」
に思える。その逆もある。
または一見平穏な晩年だが、昔起きたある
出来事が自分の中で大きな影を落としており、
結果あまり楽しく思えないとか。


そんな単純なものではないけれど、
それぞれ同じ数だけ起きるのだから、
悪い事が起きたら良い事がその分使われずに
蓄えられている。そんな風に考えるのだ。
だから、上手く行かない時は「ああ、
こんなもんで済んで良かった」と思う。
失点が少なかったと。
半面、調子が良い時は「いやいや、いずれ」
と考える。謙虚になれと。


今日はちょっと良い事が2つ、3つ起きた。
昨日までの悪い事が消える訳じゃないけど、
少し挽回したのだと思った。よしよし。


そんな事を考えながら赤バイクに乗ってたら、
知らないうちに配達が終わってた。
良かったなーと思いつつ、すぐ思い返す。
「どっかで間違ってないかなあ?」
良い事と悪い事は、いつもどっかで繋がっている。