足手まとい

火曜日はいつもバイトの仕事量が少ない、筈なのだが今日はちょっと
多かった。あくまで「ちょっと」なので何とでもなるのだが、
右から左からこんな声が聞こえてくる。


「今日はダメだな」
「もう、やる気無いっすよー」
「何時までかかるかわかんねえな」
「ま、のんびりやりましょうよお」


....はいはい、またですか。やれやれ。
嫌いなんだよなあ、この感じ。
ちょっと仕事が多いと諦めて、少ないときは手を抜いて、
お前らの本気はいつ出るんだよ。
てめえら全員、ちばあきお「キャプテン」を読め!
そんで泣きながら退部届を破り捨てて家まで走って帰りやがれ
バカ野郎!(なに?なに?なに?)


「なぜできないか」の証明にばかり知恵を使い、「やろう」という
工夫をせず、一生懸命やっている人間を「あいつは○○だから」と
特殊扱いし、自分の場所を確保する為に言い訳ばかり。やだやだ。


こういう志の低い場所に居ると心と体に悪い。とは言え「あいつは
自分の事しかやってねえからなー」とは言われたくないので、人より
少しでも多く仕事をこなしてさっさと帰る。
どうだ文句あるか....なんだかバカバカしいなあ。


そんな訳で今日は自分の展示に行けなかったのである。
くやしい。そして、うっとうしいわーこのバイト。