バタバタの始まり

昨日は忙しかった。バイトが終わった後、旅の為の買い出しに
行ったものの何一つ決断がつかず(暑さのせいだ)、
ただただクタクタになって帰ってきた。
それから慌てて荷造りし、寝たのが1時過ぎ。ほとんど寝ておりません。


旅の始まりを楽しむ余裕も無く、5時にドタバタと家を出る。
横浜駅からバスで羽田、さらに7時の飛行機で伊丹へ。
まだ気持ちは落ち着かない。なんだなんだ、今回の旅は。


新大阪の駅で水谷さんと待ち合わせて、バスで西脇へ。
この辺でようやく旅の気分になってきたが、着くとすぐに吹き飛んだ。
やらねばならない事が多過ぎる。そして何より、めちゃくちゃ暑い。


今回の展示場所は高瀬モータープールという、紡績工場跡を
利用した月極駐車場で、僕と水谷さんの他にも何人かの写真家や
美術家が展示する。着いてすぐ場所をキープして、荷物を置いて、
水谷さんが一言。「とりあえず、飲むか」


500ml缶のビールとスポーツドリンク等を手に入れて、戻る。
まずは乾杯。ま、のんびりやりましょうよ、と水谷さんの写真を
見てふと気付く。
「....あの、それ写真集の原稿じゃないですか?」
「そうだよ」
「それをピン貼りするんですか?もったいないでしょ?」
「また焼けばええやん」
....恐るべし、水谷幹治。確かに、そうなんだけどな。


それから各々、展示を始める。が、暑さとビールの酔いと寝不足で
頭が働かず。どうにも判断がつかない。出るのは汗だけ。
水谷さん、これ、どう思います?
「そんなに気にせんでもええと思うよ。並べはあんま関係ないよ」
....水谷さんも疲れてるな。でも、そんな神経質になる事も無いか。


おっさん二人、あっという間にギブアップ。搬入終了。
でも手抜きではありません。適切な判断なのです。ほんとに。
とにかくこうして、5年ぶりのGAW展と僕のバタバタな日々が始まった。