かぜぎみ

朝起きて、というか寝ている間から
何となく気付いていたのだが、
目が覚めて確信した。
「風邪ひいたな」


熱は無いが、だるい。
こりゃまずいな、と思いながらベッドの
中でダラダラと過ごす。
ああ、時間がもったいない。


今日は蒼穹舎の搬出入日で、その前に
床屋にも行きたかった。
書きたい手紙も何通かある。
写真の作業も、やりたい事がいくつも。
何とか、どうにかして、と思うけれど
時間は刻々と過ぎて行く。
いかん、力をつけようと起き上がり、
朝っぱらから肉を焼いて食った。
「うめえなー」つってまた寝て。
ダメだこりゃ。


昼過ぎにやっと起きてシャワーを浴び、
ようやく床屋へ。なぜか暗い顔をして
店に入って行ったのだが、出てくる時は
元気になっていた。ありがとう。


これだと蒼穹舎にも行けるかな、と
思ったが、家に着くまでに体の奥から
スポンジを絞るように疲れが染み出して
きて、「こりゃダメだ」となった。
行けば元気になれるんだが、新宿に行く
までの気力が無かった。


家に戻ってラジオをたくさん聴いて、
また少し寝た。風邪は少し良くなった
かな、と思ったが夕食の買い物に行ったら
足がふらついていた。あらま。
という訳で、今日も早めに寝ます。