現場成り行き主義

家族の手術は無事終わり、今日退院して
家に帰ってきた。
落ち着いたところで再び家を出る。
「四号線」の為の撮影だ。


仙北町で電車を降りて撮り歩く。
このシリーズはひたすら国道4号線を
撮っていたのだが、昨日付き添いの
合間に少し撮影した時に「もう4号線に
こだわらなくてもいいか」と思った
のである。普通に街中を撮った。


もう一つ、撮影前に「小島一郎meets
辻まこと」みたいな写真が撮りたいな、
とか考えてたが、それもやめた。
目の前に見えた景色がそういうものでは
無かったからだ。そんなイメージで
撮ったものもあるが、多分使わない
だろう。いつも通り、現場で何がどう
見えたか、に徹することにした。


カメラもいつもと違うのを引っ張り
出してきたけどそんな必要無かった
かな、とか撮影している間は疑問符
だけが渦巻いていた。
その割にはたくさん撮ったから、
果たして良かったのか悪かったのか。


明日横浜に戻る前にもう一度撮影しに
行くつもりだ。どうなるやら。