デザイン

入稿した翌日にもうデザインが上がって
きた。早いなあ。


写真9枚に文章1ページ、という構成で
文章は最後にするつもりだったのだが、
デザイナーさんがその文章を途中に
入れるという案を出してきた。
こちらの方が断然面白かったので即決。


文章の位置が変わった事で写真の並べも
変えようかと思ったが、そのままで行く
事にした。その方が疾走感があって良い
なあと思ったのだ。


僕にはデザイナーの資質が無い。
写真家にはデザインもできる人が数多く
いて、そういう人達から「お前も自分で
できるだろ」と言われる事が何度か
あったのだが、それは全く無い。
自分でDMとかポスターを作ろうと、
何度か挑戦してみたが、これがもう
絶望的にダメだった。


デザインそのものは大好きで、本の装丁
とかレコード・ジャケットとかポスター
等々、好きなものがたくさんあるし、
こだわりはある。
「デザインなんてどうだっていいんだよ」
という作家もいるが、僕はそう思わない。


どういうデザインにするかで、その作家
の品位を問われているような気さえする。
写真の端っこの1ミリを気にする事と、
デザインのフォントやその間隔の1ミリ
に神経を遣う事は同じだ。
それが重要なポイントになり得るので
あれば。


でも自分では出来ないので(くくく)、
色んなデザイナーに教えてもらっている。
今回も学んだ。こうやって教えてもらう
事で、自分では出来なくてもデザイナー
さんに説明する事は少しずつ出来るよう
になっている、と思う。多分。


ここまで書いて、ふと思った。
「それだけこだわってこれかい」と
言われたら辛いなーと。
なのでこの辺で終わりにします。頑張ろ。