多摩川へ・2015冬

10時半頃家を出て、電車を乗り継ぎ
登戸へ。久々の多摩川撮影だ。


去年の冬に数回撮って、なかなか
面白かったのだが、その後ソウル
フォトやら写真集製作、何よりも
やり方を少し変えねばならないと
思ったので中断していたのである。


という訳で登戸に着く。
やり方、と言っても撮影そのものは
いつもと変わらない。
よく見て撮るだけ。
ただ、道具はちょっと変えた。
プリントのやり方も変わるだろう。
まだ何も分からないけど、多分。


で、川へ。
……ああ、川だ。やっぱり川だ。
何にも考えず、ただただ撮影に専念する。
普段以上に開放的で楽しい撮影。
なんでこんなに楽しいんだろう?


やりながら気付いたのは、写真を始めた
頃の撮影に似ているという事。
後に「地表」という最初の個展にまとめた
写真に、どこか似ている。


「地表」の写真は、それはもうひどかった
けれど(今見るとよくこれで展示やったな
と思う)、撮影してるときの開放感といい、
写真そのものの雰囲気といい、どこか
似ている。


2時間程歩いて矢野口まで。ここから
電車に乗り、溝の口まで戻る。
パンとコーヒーで空腹を満たした後、
東急に乗り換えて二子新地へ。
再び撮影に出る。
おお。これはまた違う景色だ、と思ったが
カメラのバッテリーが切れて撮影終了。


二子玉川まで歩いて田園都市線に乗り、
自由が丘で乗り換えて横浜に戻る。
その間、次の撮影について考える。
とりあえず、バッテリーはもう1個必要だな。


家に着いて早速写真をチェックする。
うーむ。判断が難しい。
でもなんか惹かれる。何だろう、これは?
そんな所も初心者の頃に似てるなあ、と
思いつつ久々に?ビールを飲んだ。