YO2!

老人環の次は腰痛の話である。
「なんでそんな切ない話ばかり」と言われる
かも知れないが、しょうがないのである。
人生とは基本的に切ないものなんだよ(そうか?)。


という訳で、中高年特有の病気自慢が始まる訳である。
20代後半に患った椎間板ヘルニアは、それほど重くは
なかったのだが、時々再発しては僕を不安にさせる。
ここ数日左腰に不吉な感じがあったので、いつもより
慎重に仕事だの生活だのしていたのだが、ついに来た。


目が覚めた瞬間に分かった。「あ、普通に起きれないな」
ひどい時には体が棒みたいにピクリとも動かなくなる。
でもまあ今日はそれほどでもなさそうだ、と思ったが
やはりいつものようには動かない。
とは言えバイトを休む訳には行かないので、そおっと
家を出る....わあ、歩けないぞ。


貼り薬を腰に2枚貼り、昼にまた貼り替えて何とか
乗り切った。腰が痛くなると何をするにも不安になる。
ちょっと体の向きを変えるだけでも怖くなる。
ビクビクしていたら、段差でつまづいたりして、
余計に「イタタタタ」となるのである。ちくしょー。


それでも家に帰る頃にはだいぶ痛みが無くなってきた。
調子に乗って今日もF現をやる(早く終わらないと!)。
10時まで作業して、明日以降の準備をして、乾燥したネガを
取り込んで寝る。不安だったけど、今日も作業できて良かった。
でも怖いなあ、明日の朝が。