最前線

最近、某戦場カメラマンの物真似をよくやっている。
と言っても、他の人には見せた事が無い。配達中など、一人の時に
ボソボソっとやっている。


「いま、私は、中区○○の配達先にいます。ここは、配達の、
最前線なのです」
文字にするとまるで面白くないが、実際に聞いても多分面白くない。
そんで「あ、あちらに犬が」とか言っては一人でクスクス笑っているのである。
知らない人が見たら、さぞかし気持ち悪かろう。
知ってる人が見たら、離れていくだろう。


この物真似の惜しい所は、どこかで武田鉄矢になってしまう事である。
「いま、僕は、思っています。今も〜聞こえる〜あの〜お袋の〜声」
文字にすると面白くない。けれど、口に出してもつまらない。
以上です。