相変わらずダラダラと暮らしている。
さすがにこれではいかんと思い、外に出た。
RAT HOLE GALLERYにて深瀬昌久「鴉」を見る。
写真を始めた頃、この写真集を見て大きな衝撃を受けた。
蒼穹舎の名前を知るきっかけになった作品でもある。
今回の展示は、オリジナルを知る人が見ると、荒々しさが
抑えられて少し小綺麗になったような印象があるらしい。
それでも、見る者の首根っこを掴まえて振り回すような強さは
はっきりと伝わって来る。
圧倒的な、写真ならではの強さだ。
ここ数日の疲れが抜けず、朝から体がだるかったのだが、
ギャラリーを出る頃には妙に元気になってしまった。単純だなあ。
その後蒼穹舎へ。次の展示は70年代の北海道の写真。
これまた、良い。「鴉」といい、今日はなんだか北海道が絡む１日だな。
