思考の脈路(アコギ編)

以前こんなブログを書いた。
ギターを買うまでの覚え書きというか
言い訳というか。
「一昨年の話だったかなー」と思ったら
去年でした。また買ってしまったのかー。
今回はその続編です。
適当に読み流してください。


1月に長年愛用しているギブソン
アコギ、J-50をリペアに出した。
見違えるように素晴らしい、とても
瑞々しい音になって帰ってきた。
それで思い出したのである。
「このギター、元々こういう音だった!」
オールド・ギターというのは渋い音色
なのだと思い込んでいたが、違うのだ。
きちんとリペアすれば鮮やかに甦るのだ。


そこでもう1台のオールド・ギブソン
B-25をチェックしてみたところ、
ネックが元起きしていた。J-50と同じだ。
ナットとフレットを交換しないとダメだ。
トップに小さな割れも入っている。
しかもこのギターはブリッジがプラスティ
ック製なので、その宿命で浮き始めていた。
木で作り直さなければならない。
全部直したら軽く10万円を超えてしまう。
頭を抱えた。


でもこのギターは何が何でも直したい。
この20年、一番弾いてきたギターなのだ。
小さくて抱えやすくて弾き易くて音が良い。
常に傍に置いて、暇さえあれば弾いていた。
僕の生活に絶対必要な相方だ。


いずれ必ず修理するけれど、直した後は
今までみたいに乱雑には扱えないなと
思った。チューニングしっぱなし、
スタンドに立て掛けっぱなしだったのだ。
それはもうやめよう。大事にしよう。
でもいつでも手に取れる気軽なギターが
もう1台欲しいな、と思ったのである。


B-25かその前に持っていたギブソン
LG-1がもう1台あれば良いけど、今は
とんでもなく高騰していて、僕が買った
頃の3倍以上の値段に跳ね上がっている。
さすがに買えないので、安くて良い
ギターを探し始めた。


毎日「デジマート」で調べて、気になる
ものがあるとYouTubeで音を確かめて。
録音状態でも違うから動画を何本も観て。
東京に行った時は片っ端から試し弾きして
(その熱心さを他に向けろや)。


おかげでアコギにだいぶ詳しくなった。
日本の古いギターにも良いものがたくさん
あって、しかも安いんだなと。
素晴らしい職人さんがたくさんいたのだ。
今回買ったのは日本製では無いけど、
その辺もまたこれから色々弾いてみようと
思っている(買いませんよ。試し弾きでね)。


長くなってしまった。
何を基準にして何を買ったかはまた後で。
明日届きます。


(追伸)
書き終えてまた思った。
勿体ぶる程の事じゃないな。
買ったのはTaylorのGS mini Mahoganyです。
世界中で売れてるやつです。
楽しみだー。