ストラトキャスター

えーと。遠足の前夜です(ははは)。
静かに、はしゃいでおります。


前回のブログで「楽器屋に行きたい」と
書いたがこれはずーっと思っていた事だ。
盛岡は楽器屋が少ない上に種類も少ない。
特にギター!無いのよ本当に。


「ネットで買えばいいじゃない」とか
言われるかも知れないが、ギターだけは
無理だ。1本1本、音が全く違う。
同じメーカー、機種であっても全然違う。
高けりゃ良いってものじゃない。
弾かなきゃ買えません、っていやいやいや。
買いに行く訳では無い。お金が無い。
ただただ弾いてみたいのだ。欲しいけど。
既に色々目星は付けてある。


いま家でフェンダーではない国産の、
ストラトキャスタータイプを弾いていて、
改めて「ストラトっていいなあ」と思って
いた。煌めくようにクリーンだが、
歪ませてもシャープでドライヴ感がある。
おまけに弾きやすくて丈夫で軽い。


思えば音楽を聴き始めた時に好きだった
ギタリストは、みんなストラト弾きであった。
大村憲司土屋昌巳エイドリアン・ブリュー
等々。
曲単位で言うと更にキリがない。ビートルズ
だと「Nowhere Man」のギターソロが
大好きなのだが、あれもストラトだ。
自分の好きな音の中に「ストラトの、あの音
とあの音とあの音」というのが確実に組み
込まれている。


自分でも何回か買った。でも何故か全て
売ってしまった。結構厳選したんだけどなあ。
東京中探し回って試奏しまくって買ったのに。
ギターについては売って後悔したものが
かなりあるが、ストラトもそうだなあ。


ただ、よく友達に「お前はストラト
本当に似合わねえなあ」と言われていた。
同じフェンダーでもテレキャスターとか
ジャズマスターは言われないのに、ストラト
だけは弾く度に毎回言われた。
実際、自分でもそう思う。だから売ったのか?


あとは「上手い人が弾くギター」という
イメージがある。ジミヘンとかクラプトンとか
鈴木茂とかローウェル・ジョージとか。
僕なんかが弾くのは恐れ多い、と言うか。


唯一、盛岡で買ったストラトだけ残していた。
安物だが10本くらい試し弾きして選んだから、
なかなかの音である。
毎日弾いてたからか、結構鳴ってきた。
でも良いのが欲しいなあ。


ちなみにこの「10本くらい試し弾きして」と
いうのは昔、雑誌で読んだ話だ。
フェンダージャパンの一番安いストラト
全部試し弾きしてみると、1本だけとんでもなく
良い音のやつがある」と。
試してみたら本当だった。全然違うのだ。
でもそうやって選んだジャパンのストラト
従兄弟にあげてしまった。今でも後悔している。
あれ、良かったな。返してもらおうかしら。


最近知ったのだが、それを言っていたのが
大村憲司だったらしい。4万円位の一番安い
やつを様々な仕事で使ってたそうだ。
それを教えてもらった佐橋佳幸も同じように
ジャパンのストラトを買ったそうで、それで
弾いた曲の一つが小田和正の「ラブストーリーは
突然に」である。かの有名な「チャカチャーン」
ていうイントロ、あれジャパンです。
勿論、弾いてる人がもの凄く上手いんだけど。


すみませんダラダラと長々と。
そろそろ寝ます。寝れるかな?