我が家の風呂場がまた水漏れした、と
いう話を少し前に書いた。
漏れていると思われる場所をビニール袋
で養生してそのまま使っていたのだが、
それでも漏れたと連絡が来たのが２日前。
だったら早く直してくれーと思ってたら、
昨日の夜大家さん兼建設会社、の人が
家にやってきた。
「ちょっと隣の部屋に来てください」
と言うので、「てめえ文句ばっか言うな」
と殴られるのかしら、と思ったら
（何でやねん）さにあらず。初めて会った
大家さん、の娘さんらしいが、いかにも
現場育ちの仕事ができそうな女性が、
深々と頭を下げてこう言った。
「この度は大変申し訳ありません。
前回の補修が甘かったのだと思います。
つきましては大元から修繕しますので
しばらくこの部屋の風呂を使っていただけ
ないでしょうか？」
部屋の鍵を僕に渡すとさらにこう言った。
「もし良ければ、このままこちらの
お部屋にお住まい頂く事もご検討願え
ませんか？」
ええええ！
敷金・礼金も無しで？家賃も同じ？
この部屋は数年前に大規模なリフォーム
をしていた。今回初めて中に入ったが、
同じアパートとは思えないくらい現代的な
部屋に生まれ変わっていて、今の部屋で
不満な所が全て改善されていた。
こんなチャンスは無い。これはもう、
引っ越すしかない！
という訳で、これから１ヶ月くらい
かけて、少しずつ荷物を隣に移します。
ありがたいわあ。
最近色々きつかったから嬉しかった！
こんなご褒美がもらえるとは。
嬉しいわあ。
さあ、要らないものをどんどん捨てるぞ！
（できるかしらー？）
