笑いと中華の日々

1日から今日まで横浜の大さん橋ホール
で行われた、「Photobook JP」という
イベントに参加していた。
蒼穹舎ブースの中に自分の本を置かせて
もらったのだ。


前日に搬入を手伝いに行き(ほぼ
終わっていたけれど)、初日だけ店番を
やった。河野くん、吉江さん、更には
京都から杉浦さんも来てくださったので
とても楽しかった。
他にもいつも東京でお会いする方々が
沢山来てくれて、自分が生活している
場所に写真関係者が揃った事がとても
嬉しかったのである。



相変わらずバイトが忙しくて、ブースの
方にはほとんど顔を出せなかったが、
会場がバイト先の近くだったので、
終わってからの食事会には毎日参加した。
一応地元なので良い店は無いかと探した
のだが、どれも会場から遠くて、結局
毎日中華、それも赤バイクの人間がよく
行く値段が安くてそこそこ旨いとこ、
ばかりだった。


特に杉浦さんには京都でいつも美味しい
所に連れて行ってもらっているので、
何とかお返ししたいと思い洋食屋を
見つけて行ったのだが、その日に限って
貸し切りだった。幹事失格である。
正直がっかりしたのだが、みんなは
そんな僕をも笑ってくれて助かった。


毎日ひたすら笑って、遅くまで飲んで。
「横浜でこんなに笑うのは久しぶりだな」
と思った。毎日遅くに帰るしバイトも
忙しいから結構疲れていた筈だが、
苦にならなかった。普段新宿で会う人達
が横浜にいる事が何だか嬉しかった。


イベント自体は楽しい事ばかりじゃ
なくて、色々と考えさせられる事も
あった。写真集って思うように売れない
なあ、とか。売れる以前に見てもらう
のが難しいなあ、と。


今日は珍しく日曜出勤で、しかも7時
までのシフト。いつもなら6時過ぎから
「いつ頃来られますか?」というメール
が入るのだが、今日は全く来ない。
「みんな、帰ったんだな」と思った。
また一人か。寂しいなあ。


8時にバイトが終わった。家に帰っても
何も無いし、コンビニ弁当ってのもな。
どっかで食べてくか。どこに行こう?
......『王将』かな。また中華か。