ターニング・ポイント

本日で個展「sitting on the dock」が終了しました。
観にきてくださった方々、本当にありがとうございました。
前回の「Kamaishi」以上の、これまでで一番多くの、方々に観ていただく
事ができて、本当に嬉しく思っております。


観にきてくれた方の中には「なぜ(僕の場合は)カラーの方が良いか」
を丁寧に説明してくれた方も何人かいて、非常に考えさせられました。
自分でも考えていた事ですが、人に言われると「うーむ」となったのです。
写真を続けていく上で、今年の「Kamaishi」と「sitting〜」は自分に
とって重要な分岐点になった気がします。


ちなみにタイトルはオーティス・レディングの名曲「The Dock of the Bay」の
歌詞から拝借しました。「何もないジョージアを離れてサンフランシスコに
来てみたけれど、結局何もせずにただドックに座って海を見ている」
てな歌詞ですが、僕の方はもうちょい希望を込めた意味に受けとったのです。
撮影していた1年半という「時間の経過」と「場所の移動」みたいな
ものを表せないかな、と思い...って、どうでもいいですね。


とにかく、とても密度の濃い2週間でした。ありがとさんです。