嘆きのTVショー

朝テレビを観ていたら、リンゴ・スター来日公演の
映像が流れた。
「へー、また来てるんだ」くらいの感じで観ていた。
「ほー、"Matchbox"ね。ほー」


次の場面ではリンゴがドラムを叩いていた。
ほうほう....ちょっと待てえっ!この曲は!
「I Saw The Light」じゃないか。しかも歌ってるのは
トッド・ラングレン本人だ。映せ、トッドを出せえっ!


...結局トッドの姿は全く流されず、ひたすら
ドラムを叩くリンゴの画像だけが流れていた。
「180秒だけ撮影を許された貴重な映像です」、って
ふざけんな8チャンネル。それは無いだろう。
ドラムだけで音楽やってる訳じゃねえんだ。
バンドを映せ、そこにある空気を見せろっての。


常々思っているのだがこのテレビ局、文化にせよ
スポーツにせよ愛情というものを感じないぞ。
結構面白いものをピックアップするのだが、
その扱いに敬意や愛情が見られない。
しょーもないゲストを入れて余計な演出を足したり
雑な編集したり。何度ガッカリさせられた事か。


でも、また何かやったら見てしまうんだろうなあ。
悔しいなあ。