東京２日目である。
昨日は着いてすぐに新宿御苑前の
「富の蔵」へ。
ここの蕎麦が食べたかったのだ。
「海老と野菜の天もり」を注文する。
いつもより少し贅沢してみた。
いやあ、美味かった。久々に美味しい蕎麦を
食べた。ここのところ「蕎麦断ち」していた
ので余計に、しみじみと美味かった。
この店の上が蒼穹舎なのだがここに来るのは
最後にして、まずは楽器屋だ。
新宿のロックインが無くなったのは惜しかった
なあ。独特の品揃えで好きだったのに。
とりあえずイシバシ楽器へ。品揃えは良いけど
狙ってるやつが無い。よし次だ。
池袋へ。ホテルが大塚でチェックインまでまだ
時間があるのでちょっとだけ見ていこうと
楽器屋に立ち寄ったら止まらなくなる。
いやあ、楽しい。毎日毎日ネットで検索して
いたものが目の前にある。宝の山だ。
最後に行った店でようやくターゲットの一つ、
Sireというメーカーのセミアコを見つけた。
ラリー・カールトンが監修したモデルで
彼のギブソンES-335を再現したものだ。
そう高くはないのに音が良いらしく、何より
カールトン自身がライヴで使っていたので
気になっていた。
店員におそるおそる話しかけて（下手なので）、
試奏させてもらう。これが良かった。
ネックがしっかりしていて、アンプを通さない
生音が既に良い。アンプを通すと最初は少し
こもっているかな、と思ったが、つまみを
ちょこちょこいじったらクリーンな音になった。
歪ませた音もかなり良い。色んな音楽で使えそう
な、万能なギターだ。欲しい。
その後ホテルにチェックインして、再び新宿へ。
不思議だなあ。１年ぶりだという気がしない。
先週も来たよな、と誤解してしまう。
「東京の街並みっていいなあ」と思った。
たくさん人が居て、生きてるなあと感じる。
建物のディテールが面白くて、思わず写真を
撮った。
まずはサード、その後蒼穹舎へ。１年分の
写真集をチェックする。いやあ、すごいなあ。
特に何人かの先輩方。見る事への興味が更に
大きくなっているような印象を受けた。
サボってるつもりは無いが「俺もやらねば」
と思った。
夜は大田さんと再び「富の蔵」へ。
色々な話をする。楽しかった。
ずーっと「楽しかった」しか書いてないけど
これはしみじみと楽しかった。
この１年、人とこういう話がしたかったのだ。
自分の知らない事や物の見方を聞いて、
僕も話して。大袈裟かもしれないが、
救われた気がする。
その後大塚に戻って一人で飲んで、
朝になってひどく反省した次第であります。
ちょっと残りました。
今は神保町のドトールでこれを書いてます。
iPad miniと折りたたみ式のキーボードで。
一度やってみたかった（ははは）。
