SOHO

部屋の片付けをやる。まずは実家から。


先週、小型の机と椅子を手に入れた。
これのおかげでだいぶ片付いてきた。
iMacを置いた机とプリンター/スキャナー
のラック、本棚をコの字状に並べたら、
何となく作業場らしくなってきた。


「Sound&Recordingマガジン」に出て
来るプライベート・スタジオみたいな、と
言ったら言い過ぎだが、使い易くて居心地
が良くて、とても気に入っている。


机の脇にはギターを置いて、たまに弾く。
これまでは床かベッドに座って弾いていた
ので、椅子に座ってギターを弾くというのは
結構新鮮である。何より弾きやすい。
まだ片付けなければならない物がたくさん
あるが、だいぶ落ち着いてきた。


その後、車で盛岡のアパートへ。実家に
置けない荷物を積んで行った。
こちらも当初は足の踏み場も無いくらい
荷物で溢れかえっていたが、少しずつ
片付いてきた。


こちらには写真集の在庫とネガ、プリント、
暗室道具といった写真関係の荷物の他に、
オーディオ、テレビ、CD、レコード、
カセットテープの全て、楽器類、その他
実家に入らない荷物の全てが収まっている。


要は横浜の部屋にあった荷物の大半がこちら
にある訳で、そのせいか何とも言えぬ安心感
がある。カーテンは横浜の部屋で使っていた
物だし、オーディオ・ラックとCD棚の並べ
方は横浜と全くおんなじだ。


向こうで処分したもの全てではないが、
必要な物だけこれから少しずつ買い直して、
普通に住めるようにしたいなと考えている。
が、両親はいち早くそれを察知したらしく、
事あるごとに「ちゃんと家に帰って来なさいよ」
と僕に言う。さすがである。30年間ふらつき
続けた息子の性格を熟知している。


それにしても面白いスペースが、2つもできた。
すごく嬉しい。それぞれに名前を付けようかな、
と思っている。盛岡の部屋の方は既に1つ候補
があるので、その名前で郵便局に転入届を出そう
かなと。それで郵便が届いたら嬉しいな。
そんな馬鹿なことを考えているうちに日が暮れた。