ひと仕事終えて

昨夜、「四号線」に掲載する写真と
テキストを入稿した。
結構時間がかかったな。撮影から現像、
セレクト、スキャンまでは早かったの
だが。


一昨日の晩、写真の並べ方のパターン
が前回とあまり変わらない事に気付き、
全部見直した。同じでも別に悪い事は
無いと思うのだが、でもね。
どうせやるならね。


写真を差し替えたり、セレクト用の
プリントをやり直したり色々試して、
ようやくまとまった。
テキストも手直しした。もっと軽く
書きたいな、とはいつも思う。


タイトルは「9月」で、撮影から
構成まで全ての作業を骨折した状態
で行った、初の作品である。
だから何だという訳ではないけど。


前回からの流れで「盛岡バイパスを撮る」
という事は決めていた。
でも「面白いものなんかあったっけ?」
という場所であり、何がどうなるか
いつも以上に分からない撮影であった。


そもそも撮影を続けられる身体かどうか
さえ分からなかったのだ。
そういう意味でも自分にとって、大変
貴重な経験であった。
……ちゃんと完成して良かったわー。


展示したり印刷物で写真を発表する
のは、今年はこれで終わりだ。
まだまだやりたい事があったのだが、
骨折で全て吹っ飛んでしまった。
こないだ酔っぱらって怪我したのも
まだ治ってないし。アホか。


ひと仕事終えた後、次に何をやるかを
考えながら生活するのはとても楽しい。
身体は相変わらずあちこち痛いけれど、
それも含めて「生きてるなあ」と思う
のである。