小さな老い

このブログもかれこれ7年(!)やって
まして、まあそんなにマメに更新してる訳
でもないのですが、それでも時々同じ事を
書いてたりします。


こないだ書いた「鳩時計」ってやつ、
5年前に同じタイトルで同じ状況を書いて
たのをさっき発見しました。
しかも締めが「ポッポポー」。
自分の進歩の無さに顔が赤らむ思いである。


同じ事を何回も言うのは結構前から。
近年特にひどくて、時々人に指摘される。
「それ、前にも言ってましたよ」
ショックである。
そんな人間にはなりたくなかった。


昔、親父連中が(特に酔っぱらった時に)、
同じ話を何度もするのが嫌でしょうが
なかった。もういい喋るなよ、と思ってた。
はいはいその話ね。こう来てああ行って、
ここに繋がるやつね。何遍も聞いたよ
黙れ!と。
今、自分がそれをやっている。
愕然とする。


酒の席になると特に、それが出てくる訳で。
これはほんとにいかんなあ、と思っている
のである。同じ年代の人達にも言いたい。
あの、M谷さん、俺らいっつも同じ話して
ますよ。
若い人達が気を遣って聞いてくれてますよ。
それは、あかんやろ。


老いには逆らえないものだが、
こういう小さな劣化とは立ち向かいたい
なあと思うのである。
自信無いけど。