八甲田山

朝、家から出るだけで結構時間がかかる。
道が無くなってるなあ。こりゃあ配達は
無理だなあ。


午前中はやはり待機であった。午前指定の
荷物だけを班の代表者が車で運んだ。
帰ってきたその先発隊が口を揃えて言った。
「バイクは無理だなあ!危ないよ」


道路の除雪は進まず、坂道では車でさえも
滑って進まないので他の人に押してもらった。
雪掻きをしている所もあるが、全く何も
してない区域も結構ある。
危ないから止めた方がいい。


と、みんな揃って何度も言ったのだが、
上の判断は「行ってこい」。
ああ、そうですか。天は我々を見放したー。


という訳で、急ぎの荷物だけ持って配達へ。
何とか配達区域にたどり着き、今日も歩いて配達。
お客さんの言葉に救われる。
「こんな日にわざわざ来て頂いて...」
ありがたい。


終わって他の人の手伝いもして、4時半過ぎに戻る。
上からは今日も、「お疲れ様」の言葉一つ無し。
ですよねー。当たり前ですものねー。
後から聞いたら「結構早く帰ってきたじゃないか」
と言ってたらしい。やれやれ。


6時からソウルフォトの打ち合わせを約束してた
ので、さっさと帰る。はい、おしまいおしまい。