たまには贅沢を

午前中で配達を終わらせる。細かい残作業も終わらせた。
ついでに年末恒例、営業仕事も3件ばかり取って来た。
てな訳で帰りますけど、いいすか?


「もちろん。お疲れさま!」
上司が気持ちよく送り出してくれたので、
12時半でさっさと帰る。ありがたや。
みなとみらい線から東横線新都心線直行で新宿三丁目
乗り換えて新宿御苑前に到着。
丸亀製麺とローソン、といういつものルーティンを経て
蒼穹舎に入る。


個展の反響、というのは分かるようで案外分からない。
なかなか面と向かって批判する人は居ないし。
でも、お客さんがどういう顔をして見ているかは大事だ。
評価はそこに表れる。
もっとはっきりそれが見えるようにするのが、
僕らの仕事だ。なんてな。えらそうに。


あっという間に閉廊となり、外に出る。
蒼穹舎の下の蕎麦屋さんが美味いと評判なので
気になっていた。新そばの季節だし、いいなあと
眺めていたら大田さんが「ちょっと寄ってく?」と
言ってくれた。もちろん賛成。


香り立つ日本酒にサクサクふわふわの天ぷら、
鴨の炙り、そしてせいろ。ああ、美味い。
久しぶりに贅沢をしたなあ(そうだっけ?)。
店の雰囲気も良い。文句無しである。


「ごちそうさまでした」、と心から言って
店を出る。いい気分で地下鉄に乗って帰った。
あと4日か。