読書と健康

昨日の夜、横浜に戻ってきた。


釜石撮影の後は特に外出する事もなく、
家でひたすら本を読んでいた。
読まずに放っておいた本、岩手で新たに
買った本、実家に置いてた本と家族が持って
いた本、片っ端から読んだ。


夕方になると涼しいし、実家は綺麗に片付いて
いて気持ちがいいし、仕事は無いし、
本を読むには絶好の環境である。
ひたすら読み続けた。
これだけ集中してたくさん読んだのは久しぶりだ。


その状態で横浜に戻ってきて、一日働いて気付いた。
「本を読むと、体調が良い」
いつもならすぐにこっちの生活に戻ってしまい、
イライラカリカリしてしまうのだが、今回は違った。
「まあ、そんな事もあるわな」


本を読む事で自分の中に何かクッションのような物が
できて、それが些細なイライラを全て吸収している。
だからあまりイライラしない。
イラつかなければ、心は軽い。体も軽い。


本を読む、という楽しさがあるだけで、かくも生活は
変わるのだな、と思った。
いつまで続くか分からないけど。