夜に思う

最近また家でビールを飲むようになっている。
「いかんいかん」と思いながら毎日飲んでいる。
暑さだけが理由じゃないが、そういう事はまあいい。


ビールの良くないところは幾らでも飲めると言う事だ。
いや、本当は「幾らでも飲める」訳では無いのだが、
とにかく結構飲める。
飲む事でまあハッピーにはなるのだが、
物事を考えたり、突き詰めたり、検証したり、という
作業は全くできなくなる。
「まあいっか。イエーッ」となり、後は寝るだけだ。


そんな毎日を過ごしてたら、それ程長く残っている訳
でもない僕の人生は、ますます無為に過ぎてしまう。
いかん。


他にやる事はたくさんあるのだ。
本を読み、映画や音楽に親しみ、窓を開けて夜風を
部屋に招き込み、物思いにふける宵のひととき。
悪くない。
酒、特にビールは、そういう時間を全て食い尽くして
しまう。いかんなあ。何とかせねばな。


てな事を、ビール片手に書いてもダメですな。