ねずみ園

休日だったので、友人と「浦安ねずみ園」に
行ってきた。以前に他の友人からチケットを
プレゼントされたので、行ってみようかと
思ったのである。


老いも若きも大好きで多数集い、リピーターや
マニアも多いこの「ねずみ園」であるが、
僕は恥ずかしながら今回が2回目である。


僕以外にも、特に男性でそういう人は何人かいる。
そういう人は決まって「私はなぜねずみ園に
行かないか」を、各々のロジックで熱く語る
訳である。僕もそうでした。
「あんなものは女子供が行くもんだー」
なんてね。


「それじゃあんたが好きな『阿蘭陀兎』は
どうなんだ?」と言われると、
「あれはグラフィックデザインとして素晴らしい
のだ。あの米国鼠とは立ち位置からして違う」
と答えていた。あの兎はね、無駄な物を極限まで
削ぎ落とした末に、あの暖かく豊穣な世界を
産み出しているのだ。一緒にするなーっ。


とか何とか言ってたのですが。
あの、いいですね、ねずみ園。今さらですが。
徹底したエンターテイメントで、ある種の強固な
意志を感じました。あの、楽しかったっす。


40をかなり過ぎたし、変な理屈をこねるのは
いい加減やめよう。シンプルに行こうではないか、
と帰り道に考えたりしたのである。
翌朝にはすぐ考えが変わったけれど。