ほどほどに

昔から、気合いを入れ過ぎるとロクな事が無い。
長打を狙って大振りすれば三振。一番勉強した単位は落とし、
考えに考え抜いて告白するとあっさり振られてしまう(ん?)。


逆に力まないでかるーくやった事は上手く行く。「あ、打てるかも」と
振ればセンターオーバーの逆転2塁打、受かるわきゃねーやと受けた
試験は合格、その場の流れでかるーく告白すると無視される(あれ?)。


写真も同じで、僕の場合気合いを入れ過ぎると空回りして、
固定観念ガチガチの、つまらない写真ばかりになる。
かと言って手抜きは論外な訳で、主観と客観のバランスがいつも難しい。
何を言いたいかと言うと、今度の個展もあまり入れ込み過ぎないように
気を付けなきゃなあ、という事である。


本日ようやくセレクト用のプリントが終わった。約1200カットの写真が
手元にある。ここから、展示する写真を絞り込んでいく訳だ。
さあ正念場だ。一番楽しくて、かつ難しいところだ。
気合い入れて行かねば...いやいや、ほどほどにしよう。