三日月の夜

何も続けて書く程の話じゃないのですが、昨日の続きです。


蒼穹舎での搬入後いつもの中華屋で飲んで、これまたいつものように
新宿御苑の居酒屋に移動して、そこそこ飲んだのである。
酔っぱらったけど、階段で転んで膝をぶつけたけど、まあ大した事はない。
さあ、帰るぞ。


とは言え終電も無くなってしまった。寒い。どうしたものか。
みんなと別れてひとりゴールデン街に向かうも、日曜日なので知ってる
店は全てお休み。始発まであと3時間近くある。どうするべ?


いつもならばカラオケ・ボックスかネットカフェに入るのだが、
なんかもったいない。けれど寒い。新宿駅前をグルグルと歩き回るが
結論は出ない。24時間営業のマクドナルドに入ったが、「販売はする
けど中には入れません」だと。何だそれ。
コーヒーを買って、再び外に出る。


ええい、こうなったら。朝まで歩いてやれ。
2時間半くらいならいつも歩いてるじゃないか。寒くなったらコンビニか
なんかに入って休めばいい。撮影する気力は無いけど、その気になれば
カメラもあるしね。よし、行こう!


山手線沿いに歩く。空には三日月が浮かんでいる。夜の東京は魑魅魍魎が
あちこち渦巻いているようで何だか怖いのだが、気にしない。
歩け歩け。振り向くな。


時々眠気に襲われる。膝がカクッと落ちる。いかんいかん。
目を覚ます為に大きな声を出してみる。色んな事を、大声で言ってみる。
それはもう、ここには書けないような事を(へへへ)大声で叫ぶ。


途中道を間違えたりしたものの、無事渋谷に到着。4時ちょっと過ぎだった。
眠気に耐えつつ、ホームで電車待ち。5時近くの始発に乗って、
それでも一度も寝過ごさずに(!)山手まで帰る。


這うようにして坂を、アパートの階段を上って無事帰宅。
ああ、ベッドだ。今度こそ眠れるのだ。思う存分、寝れるのだ。
帰ってきたぞー!


.....で、昼まで寝てました。夕方からもう一度、昼寝しました。
そんだけの話です。