遠い夜明け

昨日は近所に住む友達と、赤レンガ倉庫で
やっているミッフィー展を観に行った。


彼女は僕にとってミッフィー同好の士、
というか師匠であり、その想いの深さは
他に比べられる人が居ない。
そういう人と展示を観るのは、非常に
楽しい。「ここがいいよね」「ここを
こう観るか!」と話ができるのは幸せだ。


終わってカフェにて感想と近況など。
20年近い付き合いだが、なぜか今回は
互いに知らなかった話題が次々に出る。
お互いに「はあー」となる。
断片的には聞いていた話が、そういう
結末になってたんだーって、何の事だか
分かりませんが、とにかくそういう話。


時間というのはすごい。
その当時はあんなに燃えたぎっていた事が
遥か遠くに過ぎ去ってしまう。
余熱は残っているが、やはり過去の事だ。
どんな人にも平等に、時間が過ぎて行く。
自分の事より、ずっと年下である友達にも
大きな時間が過ぎていたことに驚く。
当たり前だけど。


うーむ、と唸りながら昨日、今日と過ごし、
バイト帰りにインクと紙を買って帰る。
さあ、いよいよプリントだ、やるぞ、と
思ったら部屋の蛍光灯が壊れた。
リモコンで点灯するタイプなのだが、
そのリモコンが壊れた。いまこのブログは
真っ暗な部屋の中で書いている。
この状況じゃプリントはできねえなあ。


早く朝が来て明るくならないかなあ、
時間がさっさと過ぎてくれないかなあ、
と一気にベタベタな考えに堕ちながら、
何だかまとまりもつかないままに今日の
ブログは終わります。飲むしかねーなー。