備忘録その6 いつかどこかで

引き続き11月13日に書いております。


朝、バイトに行く前に書いて、書きながら
色々と思い出してきて、「お、こりゃ
どんどん書けるな」と思ったのだが、
たった今これを読んだ相方から電話が。
「なんかね、テンション落ちてるよ。
終わりにしたら?」
‥‥ひどい。もう少し他の言い方が。


がっくりきたが、駆け足でその後を書く。
11日ははるばる西脇から齊藤くんが
来てくれた。高速バスと電車を乗り継いで
きたそうで、本当にありがたい。
岩手の人に観てもらいたいのは当然だが、
いつもギャラリーで会う人達の顔を
見ると、こっちがホッとする。


夜はまたしても酒宴。
終わって夜の盛岡を半ば強制的に案内する。
嬉しいものである。


そして最終日12日。
齊藤くんは昼頃に帰って行った。
一人に戻ってまた色々考える。
今回ほど大きくなくていいから岩手で
展示を続けていって、いつか自分の写真が
どこかの道の駅や商店の店先に貼られたら
嬉しいだろうなあ、とか。
これ、こないだも書いたな。


そんな事をぼんやり考えているうちに
搬出の手伝いをしてくれる友人達が
やってきた。叔父や両親も手伝ってくれた。
最初から最後まで人に助けてもらいながら、
1年がかりで進めてきたこの展覧会も
まもなくおしまいだ。ああ。


‥‥‥‥なんて浸ってるヒマは無かった!
今日中に送り返さなきゃならない額が30枚
くらいあったので急いで外して梱包して
業者に引き渡し、残りも箱詰めして車に
積んだ。自分で運転して帰るのだが、
夜の盛岡を運転するのは何年ぶりだ?


道を間違えつつ、冷や汗もかきつつ、
8時半過ぎに帰宅。
終わった。と言うか、無事に帰れた〜。