冷静と呆然のあいだ

展覧会もあと3日。写真集は、僕にとっては
破竹の勢いで(他の本だと標準的なペースで)
売れております。ありがたい事です。
気のせいか「BLACK DOCK」の時より見た人の
反応がダイレクトに入ってくる気がするが、
まあいい気にならない方がいいだろう。
でもなりたいな、いい気。


1作目と2作目はやはり随分違うもので、
前回はどこかで浮かれてたというか図に乗ってた
気がする。「本ができた。わーい!」ってな感じ。
今回はとても冷静だ。と言うより、緊張感がある。
先週なんて、正直生きた心地がしなかったもんな。
お客さんが来ると逃げたくなった。
そんな気分は、2002年の最初の個展以来だ。
いや、それは言い過ぎか。


そんな状態でギャラリーに1日居るものだから、
たまに赤バイクに戻るとやはりどこか頭が
すっ飛んでいるらしく、普段やらない失敗を
幾つもしでかしている。いかんいかん。
とりあえず事故だけは気をつけねば。


そんな感じで過ごしております。
……なんか間抜けな締めだなあ。