ソウルフォト用のプリントを始める為、
ヨドバシに紙を買いに行く。
ついでに欲しいCDがあったので見て回る、が。
どこにも無いのだ。
そんなにマニアックなものでは無い。
メジャーなレコード会社が出した新譜だ。
でも無い。
いや、そもそもCDショップが随分少なく
なった。買いに行く場所が無い。
あっても売り場がだいぶ縮小されている。
売れないから、またはネット配信や通販が
メインになってきたから、か?
店にはよく売れるものだけ、それ以外は
欲しい奴が自分でネットで探せ、か?
参ったなあ、と思う。
それじゃあ出会いが無い。
店で見かけてなんか気になって、試しに
買ってみたらすごく良かった人生変わった、
ってえのが無い。
ネットで探しだすものは、大半が自分の嗜好の
範疇にあるもので。全く未知のものに会う事は、
そういう広がりは、そんなに無い気がする。
もったいない事だ。
出版も同じで、本屋が厳しい状況だから、
写真集を置いてくれる所が無い。
つまりは見てもらうチャンスが無い。
作家の中にはマメに自分で廻って売り込んでいる
人も多くいる。それはすごく大事だと思うが、
一人で出来る事には限界がある。
色々考えつつ、某輸入盤店にて無事CDを購入し、
家に帰って聴いた。素晴らしい出来だった。
もっと色んな場所に置いて、たくさんの人が聴いて
くれればいいのにな。切に望む。
......ろくに営業活動をしてない写真家が、
何か偉そうに言ってまっせ。