遠視補正

お昼から外出。眼鏡を買いに行く。43歳にして初の眼鏡であります。
横浜の眼鏡店に入る。見るもの全てが初めてだが、別に嬉しくはない。


検査の結果、僕の場合は乱視混じりの遠視という事であった。
近くの物を大きく見る為のいわゆる「老眼鏡」ではなく、目の焦点範囲を
手前側に移動させた「遠視補正」という眼鏡が適しているそうだ
(この辺の話は素人なので、間違ってるかも知れません。あしからず)。


「視力は1.5以上あるんですけどね。日常生活ではそんなに必要無いんですよね」
店員の言葉にちょっと落ち込む。あのね、僕、視力が良いのが数少ない
自慢だったんですよ。見栄えも頭脳も運動能力も大した事無いけど、
視力だけは良かったのだ。その唯一の取り柄を否定するの?
む、無駄な能力だってか?えーん。


とにかく僕の眼鏡は「遠視補正用」なのであります。なので眼鏡をかけた
僕を見ても「あ、老眼すか」などとは言わないで頂きたい。
これは「遠視補正用」です。


検査が終わり、手続きを済ませたところでふと気付いた事があったので、
店員に尋ねる。
元々人より遠くが見えて、手前もそこそこ見えてたんですよね?
で、近くのピントが以前より合わなくなってきてるんだよね?
それは老化現象じゃないの?
「.....そうですね(苦笑)」


結局、老眼じゃないか。