I-KASU!

バイトが終わってさっさと帰宅。はい、おしまいおしまい。
缶ビールを買い込み山手駅からの坂を上っていく。今日は久々に暑かった。


家に着いてビールを開け、グーッと一気。うめえ。
それからCDをかける。高橋幸宏『音楽殺人』。
かれこれ30年聴いているが、全く飽きない。年中聴いているが、
特に夏になると無性に聴きたくなる。
日本的な湿り気の無い乾いた感じが逆に、叙情的に切なく響いてくるのである。
もちろん、個人的な思い出もたくさんあるけれど。


そう言えば日本のヒット曲っていまだに、ただぬるくて湿っぽいなー。
どんなに音が変わろうが、やっぱり「君と僕があーしてどーして、ぐずぐずぐず」から
逃れられない気がする。四畳半フォークの時代からニューミュージック、
ロックと来て、まさかラップ/ヒップホップでさえ同じとは。


たまに今のヒット曲を聴いて、歌詞のぬるさと語彙の貧しさに唖然と
する事がある。先達は色々苦闘してきたのになあ。
あんまり言い過ぎるとオジさん臭いですけど....ま、いいか。


写真もそうなんですよねー、って書こうと思ったけど
余計な話なのでやめときます。