続・あすなろ

お昼ちょっと前に、カメラを持って家を出る。
またしても鶴見へ。今回はあまり歩いた事の無い、西口側を歩く。


総持寺を過ぎて生麦、大口へ。なんだか知らない街へ来たかのようだ。
何となく、阪神間の街々を思い出す(また行きたいなあ)。
1号線沿いに歩いて横浜へ。何となく撮り足りなかったのでさらに歩く。
結局、関内まで歩いた。


部屋に戻り少し休んでから、暗室の準備を始める。
準備つったって、台所のスペースにブルー・シートを敷いて、
折りたたみ式のテーブル(会議室に置いてあるようなやつ)を置いて、
上からまたブルー・シートを被せて、流しにもビニールを被せるだけ。
たったこれだけの事が、いつもできないのです。


準備をしながら、自分に問いかける。
「ここまでやったけど、先に行く?あ、やるんだ。じゃあ定着液とか作る?
 あー、やっちゃったね。じゃあカーテンも閉めちゃおっか。
 閉めたねー。じゃあ現像液と停止液も作る?引伸しレンズも付けちゃう?」
そんな風に自分を騙し騙し進めながら、僕のプリントは始まるのです。めんどくさいねえ。


昨年の「Different Trains」から何枚かを、大四切で焼いた。
この展覧会は四切で展示したので、来月の展示用に大きく焼き直したのだ。
大きく伸ばすと印象が少し違って、面白かった。
こないだの「songs」はトリミングをどうするかで結構迷ったのだが、
この写真は割と楽に決まった。何が違うんだろう?と、ちょっと考える。


印画紙が切れてしまったので、9時半で終了。うーむ、明日こそは。