メロディー

バイトからの帰り、あるホテルの前を通りかかったら、
ラウンジから何やら聞き覚えのあるメロディーが。
「ンタタターッラタラッタ、タタターッラタラッタ」
マ、『マイ・エヴァー・チェンジング・ムーズ』?


かなり間抜けなアレンジが施されていたが、間違いなく
スタイル・カウンシルの名曲だ。
これがラウンジで流れる日が来るとは。


家に帰って夕食を摂りながらテレビを見る。クイズ番組。
「さて、正解は何でしょう、みなさんお考え下さい!」
シンキング・タイムで気の抜けた電子音が流れ出す。
「ピッ、ピピロ、ピッピピピ」
ロ、『ロボット』?クラフトワークの?


しょうがない事と分かってはいるけれど、ちょっと時の流れを
感じた一瞬であった。
さ、暗室やろっと。