ただ、進む

明日から2日まで岩手に帰る。


今回の帰省は10月の展示に向けての準備が
メインとなる。ギャラリーの下見をもう一度
やって、展示方法を確定することが目的の
ひとつ。今まで考えていたやり方を検証して、
自分の覚悟を決めるのだ。
レンタルする物品もあるので、その種類や
数も決めなければならない。
その最終チェックだ。


そして何より、色々な場所に挨拶する事。
場所を借りました展示やります、では
多分誰も観てくれない。
まずは人の目に入らなければならない。
ここ何年もギャラリーや他の人任せにして
しまっていた事を、やろうと思う。
初めて展覧会をやった頃を思い出す。
もう一度、やり直しだ。


元来、自分に自信が無いタチなので、
「お願いしても来てくれるかなあ」
という不安は常にある。
誰も良いと思わないだろうな、なんて。
それなのに展覧会やります!とか
自惚れてるんじゃないよ、なんて。
ついつい気持ちは内向きになる。


今まで、宣伝活動みたいな事をあまり
して来なかったのは、そういう理由も
少しある。でも、それではダメな訳で。
清水の舞台から飛び降りようかと。
頭、グチャグチャになるかも知れないが、
それならまあそれで。


星野源を聴きながら荷造りをする。
地獄でなぜ悪い」を聴く。
良い歌だな。なんかやってやろうかと
思う。
うん、何かやろう。