踏ん切り

写真のセレクトがまだ終わっていない。一度は60枚くらいまで絞ったのだが、
その後再びダラダラと増え出し、100枚くらいまでに戻ってしまった。
他人の写真だとスラスラ選べるんだけどね。やはり思い入れが強過ぎるのか?


今朝も朝からセレクト開始。「当選確実」な写真は何度やっても変動
しないのだが、ボーダーラインぎりぎりの写真が何枚も出たり入ったりする。
でも、こういう写真が展覧会の印象を大きく変えるのだと思っているので、
どうしても時間がかかってしまう。さあ、どこで線を引くか。


昼から写真を抱えて外出。買物した後、新宿へ。
蒼穹舎にてDM用のセレクトを兼ねて大田さんにざっと見てもらう。
DMに関してはあっさり決定。大体予想通り。
候補が2枚出たが、印刷後の仕上がりを考えてプリントをちょっと
やり直してみようか、という所で一件落着。


大事なのは他の写真を見ている時の反応だった。大田さんにセレクト
してもらう訳ではなく、意見を聞く訳でもなく、ただ1枚1枚見てもらう
だけなのだが、横で見ていると何となく分かる。
「やっぱりこれはアリか」、「あ、それも入るんだ」、「それは無しだな」


その後蒼穹舎に来た何人かにも、同じように見てもらう。
特に意見を聞く事もなく(怖いのでね)、ただただ横で反応を確認する
だけなのだが、おかげでだいぶ踏ん切りがついた。
もちろん人に合わせる訳では無い。最後は自分で好き勝手にやらせてもらう。
だがこれで、だいぶ客観的になる事ができた。と思う、多分。


その後みんなで飲む。いつもの中華屋がここ1ヶ月程閉まっているので
別の店へ。ここは美味しいけど少し高いんだよね。というか、いつもの所が
安過ぎるのだが。思いっきり飲んで食べて一人2千円かからないって
すごいなあ。復活を強く望むのである。