嬉しい違和感

休みだと言うのに朝5時半に目が覚める。
落ち着かない。
食事して掃除して洗濯して。まだ時間がある。
過去の写真を画像処理する。その他色々雑用。
それでも結局間が持たなくなって、11時に
家を出る。


12時には新宿に着いたので、まずはこの時間に
開いているギャラリーを観に行く。
それから蒼穹舎へ。1枚気になる写真があったので
プリントし直していた。早速差し替える。


それから改めて自分の展示を観る。
......何だろう、この違和感は?思った以上に
凸凹した、奇妙な並べだ。
でも決して不満は無い。むしろ嬉しかった。
こうなったのか!


トッド・ラングレンの「Todd」みたいな、と言ったら
言い過ぎだろうか?僕の大好きなアルバムで、
とてもポップで美しい、これだけやってりゃミリオン
セラーなのにさ、という曲と、実験的というより
ひたすらへんてこりんな曲が、継ぎ目無く脈絡無く
繰り出されてくる。相当におかしな音楽だ。


僕の写真はあそこまで美しくも突拍子無くもない
けれど、ともすると無難にまとまってしまうので、
この違和感はたまらなく嬉しい。
搬入のときはまだ自分でもしっかり掴んでおらず、
どういう展示になったのか気になっていたが、
うん、大丈夫だ。


一人で喜んでてお恥ずかしい。明日にはコロッと
考えが変わってしまうかも知れない。そういうものだ。
さて。次はひたすら保守的な展示をやるぞ(?)