喜びと反省の午後

本日は東京・清澄白河のTAPギャラリーにて、
このブログを書いております。初の「dock外」中継です。


作家在廊日、と言えば聞こえはいいが、要は店番である。
奥の事務所、通称「バックヤード」にて一人ポツンと座っているのだ。
今回で11回目の個展だが、一人でギャラリーにいるのは
初めての経験である。いつもは蒼穹舎なら大田さん、といった具合に
誰かしらギャラリーの人がいるので、全く一人というのは初めてなのだ。
新鮮ではあるが、次から次へと人がやって来る訳でも無いので、
ちょっと寂しい。


いつもは陰に隠れているのに、人の気配がすると思わず
ギャラリーの様子を見に行ってしまった(それが普通なんですけどねー)。
だが今日はそのおかげで、古い知り合いに2人も会うことができた。
会社員時代の同僚と、大学時代の先輩。とても嬉しかった。


2人とも僕が非常にイライラ、カリカリとしていた時期
(当時を思い出すと、いまだに申し訳ない気持ちで一杯になる)に
一緒だったので、非常に照れくさいというか「ご迷惑をおかけしました」
という気持ちになる。
本来ならばもう少し人として向上した姿をお見せしたいのだが、
根本的に何一つ変わってないのが悲しい。
人間、簡単に変われるものではないが変わりたいなあ、少しは。


古くからの知り合いでこのブログを見てくれている人が結構いるらしい。
とても嬉しいし、ありがたい。みなさん、お元気でしょうか?
それとその....その節は大変ご迷惑をおかけしました。すみません。


お気楽なギャラリー中継を書くはずが、いつの間にかじっと我が身を
見つめ直してしまった午後であった。やれやれ。