左脳と左脳

僕には腕組みをする癖がある。
家族や友人、特に女性陣からは
「それ、偉そうだからやめなさい」
と時々言われる。


そんなつもりは無いと言っても
注意されるのでちょっとイラッとして、
「”偉そう”なんじゃない。ほんとに
 ”偉い”んじゃボケ!」
と返したくなるのだが、そんな要素は
自分のどこを掘っても出てこない。
なので「はーい」と答えてグッと飲み
込むのが常である。


その腕組みであるが、最近僕の組み方が
変わった事に気が付いた。
元々は左腕が上になるように組んでいた
のだが、ここ最近、無意識のうちに左腕
を下にして組むようになった。
何だっけ、これ?右脳だか左脳だかの
話だっけ?
もう一つ指の組み方というのもあって、
僕は常に左親指が下になっている。
こちらは変わってない。


で、調べてみた。
現在は「腕組みは左腕が下、指組みも
左親指が下」であるが、これは「論理的に
捉え、論理的に処理する」タイプらしい。
「物事を筋立てて真面目に考えるタイプ。
几帳面で努力家」だと。嘘つけ。


今までの「腕組みは右腕が下、指組みは
左親指が下」だと「論理的に捉え、感覚的
に処理する」タイプなそうだ。
「理想と現実のギャップに苦しむ自己矛盾
型。転じて細かいことは気にしないタイプ」
……そっちじゃねえの?身につまされるわ。


それにしても、長年の習性がなんで今頃
変わったのだろう?仕事の影響かな?
論理的にやらないと何やってるのか分から
なくなる仕事ではある。
とは言え毎日、理想と現実の狭間で
ウンウン唸ってますけどね。
そろそろ何とかしたいものだ。