人の事ばかり褒めててもしょうがない。
自分の事をやらなきゃ、という事で
休日である。
個展の準備は終わったのでもう１つ、
ここ数日取り組んでいるフォトブック
の編集作業をやる。
ネットで１冊から作れて印刷もかなり
向上してきたフォトブックだが、
自分で作ろうという気はなかった。
それよりは普通に写真集として、
質、量ともにまとまったレベルで
作りたいという気持ちが強いからだ。
考えが変わったのはこないだのＧＡＷ展
だった。この時は27枚の写真を３段×
９枚で展示したのだが、後から見たら
「一列で展示した方が写真が見えるし、
面白いな」と考えたのである。
その形でもう一度展示してみたいと
いうのが最初の動機だった。
その直後に齊藤くんに会って、彼が
展示する度に作っているフォトブックを
見せてもらった。展示風景と展示した
写真が収められていて、面白かった。
近年、色んな写真家がいわゆるZINE等の
小冊子を作って販売しているが、
それとは違って自分の展示のアーカイヴ
として作るのがいいなあと思ったので
ある。
という訳で、ＧＡＷ展で展示した写真を
中心に、１点モノの小さい写真集を
作っている。ソフトをダウンロードして
それに写真を割り付けたり、タイトルを
打ち込んだり。すごく楽しい。
編集は、最初はどこから手を付けたら
良いか分からず、蒼穹舎・大田さんの
作業を思い浮かべながら進めて行ったが、
段々楽しくなってきた。
やりながら自分の写真に向き合う事に
なり、時々「なにが面白いんだこれ」と
思ったりするが、それも良い事だと思う。
展示とはまた違った形で自分の写真を
客観視できるかも知れない。
まあ販売できるような代物じゃないし、
次の写真集に入るであろう写真を小出し
にするのもどうかと思うのだが、来週
からの個展でポートフォリオ代わりに
置いておくのも面白いなと思う。
順調に行けば第１週の土曜日には持って
いけると思うので、個展ともども是非
感想を聞かせてもらえば嬉しいです。
よろしくお願いします。
